英米文化学会第170回例会


※第170回例会はハイフレックス開催の予定です。

オンラインで参加ご希望の方は大学教育研究フォーラム作成の

聴講者向けZoomマニュアル(簡易版)

をご一読ください*。

詳しいZoomマニュアルをご希望の方は下記リンクを参照してください。

Zoomマニュアル_配布用(大学教育研究フォーラム)


また詳しい参加方法に関しては、当ページ内

参加方法

をご覧ください。

* ... 大学教育研究フォーラム作成マニュアルを
許可を得て使用させていただきました。



配布資料(ハンドアウトなど)


ファイルを開く方法
アイコンを左クリックしてください。
新しいタブもしくは専用のリーダーでファイルを開くことができます。

ファイルをダウンロードする方法
アイコンを右クリックし、[対象をファイルに保存](Internet Explorer)
もしくは[名前を付けてリンク先を保存(k)](Chrome/ Edgeなど)
を選択してください。

ウィルスチェックなどは各自行ってください!



2. 著書『マーガレット・フラー:近代への扉』を語る*
上野和子(昭和女子大学名誉教授)





* ... 発表者からいただいたファイルはdocxファイルでしたが、
念のためこちらでpdfファイルも作成しました。ふたつのファイルの
内容は同一です。<広報(IT)担当理事>








◆英米文化学会 第170回例会のお知らせ Printer Friendly
                (例会担当理事: 河内裕二)

日時:2023年6月10日(土)午後3時00分〜
午後2時30分受付開始
場所:武蔵大学江古田キャンパス(東京都練馬区豊玉上1-26-1)
11号館11203教室&Zoom*

*武蔵大学江古田キャンパスを会場として使用し、
同時にオンライン(Zoom)のよるハイフレックス開催の予定。

対象:会員および事前申し込みをされた非会員

参加方法:
会員には前日までにメールでミーティングIDとパスコードをお送りします。

非会員で参加を希望される方は、お名前とご所属を明記し参加希望のメールを事務局MichioTajima(at)SES-online.jp (注:@を(at)に書き換えてあります)までお送りください。ミーティングIDとパスコードをお伝えします。

参加者は「聴講者向けZoomマニュアル」(上記リンク参照)をご参照いただき、開催時間にお伝えしたミーティングIDとパスコードでご参加ください。(マニュアルは大学教育研究フォーラムが作成したものを許可を得て使用させて頂きました。)

ご不明なことがございましたら事務局までメールでお問い合わせください。



開会挨拶
(3:00−)
    英米文化学会会長 君塚淳一 (茨城大学)     

研究発表
1. Kennedy政権と日本に対する外交政策―Public Diplomacyを中心として
(3:10−3:50)

    発表 谷 憲治(武蔵大学)
    司会 河内裕二(尚美学園大学)

2. 著書『マーガレット・フラー:近代への扉』を語る
(4:10−4:50)

    発表 上野和子(昭和女子大学名誉教授)
    司会 君塚淳一(茨城大学)





閉会挨拶
(4:50−)

    英米文化学会副会長・事務局長 田嶋倫雄 (日本大学)

臨時総会
(4:55−)





研究発表抄録

1. Kennedy政権と日本に対する外交政策―Public Diplomacyを中心として
谷 憲治(武蔵大学)


 John F. Kennedy大統領の新しい対日政策により、それまでアメリカ側が日本に対して持っていた「日本は敵国」という根強いイメージは、「日本はアメリカの友好国」というイメージへ次第に変化していった。一方、 今だ戦争の傷跡が癒えておらず、60年安保闘争の嵐が吹き荒れていた日本でも、このKennedyの新しい外交政策により「アメリカは日本の友好国」というイメージが世論に染み込んでいった。
 Kennedy大統領に関する先行研究は、アメリカ政治、冷戦、ベトナム戦争に軸を置いたものが殆どだが、この研究発表では先に触れたKennedyによる日米間におけるイメージ戦略の効果を、Public Diplomacyの観点から歴史資料をもとに検証する。Kennedyが日本に対するPublic Diplomacyを強力に推し進めた結果、後の日米友好関係の大きな発展へと繋がったのである。




2. 著書『マーガレット・フラー:近代への扉』を語る
上野和子(昭和女子大学名誉教授)


 マーガレット・フラー(1810-50)は超絶主義、先駆的なジェンダー論の思想家、そしてジャーナリスとして、十九世紀のアメリカで最も重要視された知識人のひとりであった。ラルフ・ウォルドー・エマソン(1817-62)やヘンリー・デイヴィッド・ソロー(1817-62)と共に、彼女は優れた超絶主義者の代弁者であり、女性の修養と権利を明言した著作『十九世の女』(1845)は萌芽期のアメリカの女性運動に強い影響を与えた(序章より引用)。

『マーガレット・フラー 近代への扉―ジェンダー、階級、そして人種』  金星堂、2023年3月31日 ISBN978-4-7647-1221-8、本体3000円(税別)

 本書は、アメリカ初の女性ジャーナリスト、フラーの評論的な伝記である。著 作『五大湖の夏 1943年』『19世紀の女性』のジェンダー論から、欧州特派員となったフラーの視点が、欧州絵画や歌劇、アメリカ彫刻家の隆盛、新産業都市の疲弊に移り、パリ2月革命の社会主義者や革命家マッツィーニ、ガリバルディの活躍を活写し、近代の幕開けを待望したフラーの思想的変遷をたどったものである。

















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